レースは実に1ヶ月半ぶり。
山口を風邪で欠場してから練習はしっかりしていたけど、やはりそれまで結果を出せてない上に風邪で欠場は相当メンタルにきていて、非情に憂鬱な期間でした。
そんな中迎えた前橋クリテリウム。
自分の調子の良さには自信があったけど、レースが1ヶ月半ぶりということで、不安も大きく
期待5割不安5割といった感じ。
レースは序盤から終盤までひたすら耐える走り。逃げも見えていたし、アクションを起こしたかったけど、失敗した時に立て直せる程の実力はまだないと判断して、最後のスプリントまで残ることを選択。
ラスト2、3周辺りからトッププロチームがペースアップ。千切れるギリギリだったが、奈良合宿でバイクに引きづり回されたことを思い出し、このスピード域なら耐えれると自身を鼓舞してゴールスプリントへと突き進みラスト500m地点
自分の前にいた選手の先を見ると少し距離が空いている。ここでどういう思考だったかは忘れたけど、ネガティブな感情が過ったことは確かで、その一瞬の躊躇いが前と追い付かない決定的な差となり、スプリントに混ざることが出来ず、結果は18位。
現状出来るだけの走りは出来たと思うけれど、最後の躊躇いさえなければ、もっと良い結果になったかもしれないし、何よりこんなに悔いを残してゴールすることもなかったかなと。
レース後に、奈良合宿のレース走の時に最後の最後で気を抜いたことを思い出した。
やっぱり練習で出来ないことは本番でも出来ないのだと痛感させられた 。
まさか、それなりの順位でゴールして落ち込むとは思わなかったけど、以前までを考えれば、相当な進歩 。クリテリウムに関してはトッププロに一矢報いる2歩手前くらいまでこれたでしょ。
ポジティブに行こうぜ‼
と思って翌日の赤城ヒルクライムに挑んだらまぁ酷い結果でハチャメチャに落ち込みました。
そもそもJPT選手が集まる駐車場で立ちゴケして、おまけにタイミングよく某トップチームのスペイン人にその瞬間を見られてめっちゃ馬鹿にされ大恥をかいた時点でこの日は終わっていた。
丸山にチーム最高順位も更新されちゃったし、人生上手くいかないなー。
ヒルクライムで17位って強すぎだろ、ちくしょう。
チーム最高順位を塗り替えるのが今後の目標。
何はともあれMr.スランプさささのスランプ脱出への糸口が見えた貴重な2日間でした。
photo by noritsugu ito